研究責任者 |
松嶋 卯月 岩手大学, 農学部, 准教授
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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概要 | 蛍光試薬をプローブとして用いた簡易な方法で水ポテンシャルが推定できる。そこで、本研究では葉からリーフディスクを切り出さずに蛍光画像が得られる小型簡易測定キットを試作した。装置の小型化を図るために高輝度LED光源を用いた。その結果、蛍光プローブを吸収した植物試料から発せられる蛍光を一般に市販されているコンパクトデジタルカメラで撮影することが可能であった。葉に蛍光プローブを吸収させるための切開面は直径5mmのコルクボーラが適していた。本研究で開発された小型簡易測定キットは今後陸前高田市の被災農地における実証圃場で栽培されている作物の水ポテンシャル測定に用いられる。
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