研究責任者 |
大久 長範 宮城大学, 食産業学部, 教授
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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概要 | 遮光して栽培した黄ニラを弱い光の中に静置すると次第に緑色に変化し商品価値が下がる。黄ニラを紫外線殺菌灯(254nm)で60分間以上処理すると黄ニラの緑化を防止することができた。紫外線処理で黄ニラの緑化を防止すると、グルタミン酸やグルタミン等の遊離アミノ酸を2mmol/100gのレベルに維持するができた。黄ニラの緑化防止に用いた紫外線処理条件では突然変異を誘発しないことをエイムス試験により確認した。得られた成果は、従来の黄ニラ栽培技術に付加し黄ニラの貯蔵・流通分野で活用することができる。
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