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潜伏期結核菌を標的とした抗結核ワクチンの開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 辻村 邦夫  浜松医科大学, 感染症学講座 生体防御部門, 准教授
研究期間 (年度) 2011 – 2012
概要本研究は結核菌が潜伏期特異的に発現するDosR regulon抗原等を標的として、結核菌の再燃を制御できるワクチンの開発を目標としている。結核菌感染者でT細胞応答が亢進している本抗原群のT細胞エピトープ検索を行い、少なくとも本抗原群の12種に対するT細胞応答が結核菌感染者で亢進していることを明らかにした。そのうちRv2031cとRv3133cのHLA-A2/A24/DR4拘束性エピトープを検索して、現在までにHLA-A2拘束性エピトープを1つ同定できた。今後はエピトープ検索と平行し、これらの抗原を標的としたワクチンの効果を、マウスを用いた感染実験モデルで検証し、ヒトへの応用を検討していく予定である。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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