アジア型2型糖尿病をターゲットにした新規抗糖尿病治療薬を開発するためのスクリーニングシステムの構築
研究責任者 |
魏 范研 熊本大学, 大学院生命科学研究部, 助教
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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概要 | 2型糖尿病患者はアジア圏において急増している。アジア型2型糖尿病は非肥満、低インスリン分泌といった特徴を有する。しかし、これまでにアジア型2型糖尿病患者に特化した治療薬の開発が全く進んでいない。申請者は、アジア型2型糖尿病の原因遺伝子の一つであるCdkal1遺伝子の生理機能を明らかにしてきた。そこで、本研究開発においてCdkal1遺伝子機能を利用した新規作用機序を有する治療薬のスクリーニング系の構築を行った。また、同スクリーニング系による薬剤探索を行った結果、Cdkal1遺伝子機能の向上に繋がる新規薬物を発見した。
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