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牛丘疹性口炎の携帯型遺伝子診断キットの開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 猪島 康雄  岐阜大学, 応用生物科学部, 准教授
研究期間 (年度) 2011 – 2012
概要牛丘疹性口炎の診断を、農場内だけで完結させるための携帯型遺伝子診断キットの開発を目的とし、【1】病変部組織から抽出した粗精製DNAからウイルス遺伝子を検出できるLAMP法用新規プライマーのデザインを試みた。【2】携帯型遺伝子診断キットの開発を試みた。 63~65°C30分~1時間の反応条件で牛丘疹性口炎ウイルスを検出できるプライマーを見いだすことに成功した。遺伝子増幅反応に用いる小型恒温維持装置を作製し、農場内に持ち運びできる携帯型遺伝子診断キットとして、必要な器具一式を1つのプラスチックケースにまとめた。遺伝子増幅用の「電源を必要としない」恒温維持装置の開発を試みたが、再現性のある結果が得られなかったため、今後の検討が必要である。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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