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植物工場におけるクラゲを利用したアイスプラント水耕栽培システムの確立

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 福士 惠一  神戸大学, 大学院海事科学研究科, 教授
研究期間 (年度) 2011 – 2012
概要アイスプラント栽培におけるクラゲ上澄み液の有効性を明らかにするために、クラゲ上澄み液を栽培用溶液に添加し、白、赤、青、紫と異なる色の光を照射し、アイスプラントを栽培した。収穫したアイスプラント中の金属イオン、有機酸及びアミノ酸を定量した結果、クラゲ上澄み液を使用すると、光の色の違いにかかわらず、アイスプラント中のMg2+含有量が増加する傾向が見られた。その他の金属イオン、有機酸、アミノ酸含有量については、クラゲ上澄み液の有無、光の色の影響は見られなかった。クラゲ上澄み液の有効性を明らかにはできなかったが、少なくともアイスプラント栽培に有効利用できることがわかった。現在、照射時間をこれまでの24時間から12時間に短縮し、栽培中であり、収穫後、同様の分析を行う予定である。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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