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低周波機械的振動による骨芽細胞の骨形成および細胞増殖促進効果における振動時間の影響

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 白石 俊彦  横浜国立大学, 大学院環境情報研究院, 准教授
研究期間 (年度) 2011 – 2012
概要機械的振動を骨折治療器に応用するには、短時間で大きな治癒効果を得ることが重要である。本研究では、研究責任者らの過去の報告より、骨形成を担う骨芽細胞の増殖および骨形成ともに効果があると考えられる振動数25Hz、振幅0.5Gにおいて、機械的振動を与える時間の影響を検証した。細胞増殖については、1日24時間の振動印加により飽和細胞密度が培養13日目で非振動時の約2.1倍となり、さらに振動時間により飽和細胞密度は単調増加することを示した。骨形成については、骨形成に関連するタンパク質であるアルカリフォスファターゼの遺伝子発現を測定し、培養4日目において1日12時間の振動印加によりこの遺伝子発現量が非振動時の約1.8倍になることを示した。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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