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超音波マイクロバブルを用いた金属ナノ粒子生成法の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 幕田 寿典  山形大学, 大学院理工学研究科, 助教
研究期間 (年度) 2011 – 2012
概要本研究では、水と溶融金属の液液二相の界面近傍において、比重が重い溶融金属相から超音波でマイクロバブルを発生させると、溶融金属相から水相に溶融金属が飛び出して微細な溶融金属液滴が形成し、1μm以下の金属粒子が容易に生成することを見出した。この手法では数百nm オーダの金属ナノ粒子を容易に得ることが可能である。本研究期間においては、生成条件の最適化を行った結果、超音波出力の増加によってマイクロバブル発生量が増加し、それに伴って微小液滴の飛び出しが誘発されることで、平均粒径185nm以下および収量261mg/L(目標:平均200nm以下および収量100mg/L以上)で金属ナノ粒子を調製することに成功した。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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