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イオン液体電析法による廃触媒リサイクル技術の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 松宮 正彦  横浜国立大学, 大学院環境情報研究院, 准教授
研究期間 (年度) 2011 – 2012
概要本研究は廃触媒中の白金族元素と希土類元素の回収に対して、環境調和型溶媒:イオン液体を電析媒体に利用した新規のリサイクル技術であり、本プロセスでは実廃棄物を使用し、解体・剥離~酸溶解・金属塩合成~イオン液体電析から成る全工程を実施した。その結果、廃触媒中の触媒部材を分離でき、イオン液体に可溶な金属塩に収率:85.2%で転換できた。また、白金族元素(Pt)は廃触媒中からイオン液体電析の電位を制御することで選択的に回収できた。さらに、白金族及び希土類元素について、電解セルをPt:8.6倍, La,Ce:12.5倍までスケールアップさせて電解試験を行った結果、最大9.9倍(Pt), 12.4倍(La), 12.7倍(Ce)まで増加させ、電流効率:約80%の条件下で効率回収できた。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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