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標的細胞をラベルフリーで識別・分離し非侵襲的に収集するためのマイクロチップの設計

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 三好 洋美  独立行政法人理化学研究所, 基幹研究所 超精密加工技術開発チーム, 協力研究員
研究期間 (年度) 2011 – 2012
概要平面と溝状構造から成るマイクロ構造化表面における異種細胞の運動状態の違いを利用して、標的細胞をラベルフリーで識別・分離するための技術開発を目的とする。平面と様々なサイズの溝状構造から成る細胞試験用基質を作製し、細胞が平面と溝状構造の境界を横切る頻度を計測し、境界を横切る頻度が標的細胞80%以上、非標的細胞20%未満を達成する溝状構造の設計変数を得ることを目標とした。標的細胞(MCF-7)が境界を横切る頻度は約70%、非標的細胞(Swiss3T3 Albino)が境界を横切る頻度については5%という結果を得、目標に近い性能の溝状構造を得ることができた。加えて、単線溝を用いた標的細胞のラベルフリー識別のマーカーも同定した。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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