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有機溶媒耐性プロテアーゼを用いたポリアミノ酸の新規合成法の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 荻野 博康  大阪府立大学, 大学院 工学研究科, 教授
研究期間 (年度) 2011 – 2012
概要本研究では新規に見出した高い有機溶媒耐性を有する酵素を用い、ポリアミノ酸の低環境負荷な新規合成法を開発する。ポリアミノ酸は生分解性に優れ、生体適合性も高く、縫合糸、人工皮膚、あるいはドラッグデリバリー用の材料として用いることができる。しかし、ポリアミノ酸の化学合成は有毒な化合物の使用を必要とする低収率な多段階反応である。プロテアーゼは本来ペプチドの加水分解を触媒する酵素であるが、有機溶媒存在下ではその逆反応が進行し、ペプチド合成反応を触媒することが可能である。有機溶媒耐性プロテアーゼを高濃度の有機溶媒存在下で用いることにより、高分子量のポリアミノ酸を合成する新規合成法を開発する。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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