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新規合成した白金4価錯体の有機EL素子発光材料としての応用

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 大井 秀一  東北大学, 環境保全センター, 教授
研究期間 (年度) 2011 – 2012
概要本研究課題は、新規に合成した白金4価錯体を有機EL素子発光材料として応用することを目標として、配位子の異なる複数の白金4価錯体の合成し、発光特性の評価を行った。以前に合成した白金4価錯体に対して配位子交換により新たな白金錯体の合成を試みたところ、4種類の白金4価錯体を合成することができた。続いて、合成した白金4価錯体の発光特性の評価を行ったところ、いずれも低温において400~420nmに極大を有する極短波のりん光が観測されたが、室温での発光は認められなかった。理論計算の結果、熱失活が原因であることが示唆されたことから、今後、交換配位子の再設計により問題の解決を図る予定である。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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