連結したスライドばねによるハンドリハビリテーション装置の開発
研究責任者 |
荒田 純平 名古屋工業大学, 大学院工学研究科, 助教
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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概要 | リハビリテーション支援のためロボット工学を応用した機器はこれまでに提案されているが、装置が大型・高価であり、一般的な普及には至っていない。本研究では、まず最も日常生活に影響を与えるであろう手指のリハビリテーションに着目し、小型・軽量・安価なリハビリテーション支援ロボット機器を提供することを目的に、患者の手に装着可能であり、ばね要素を複合的に組み合わせ、スライドさせることで柔軟な指の動作を実現する従来にないロボット機構を提案した。本研究により、機構解析と試験実装、および評価実験により、提案機構の有用性が明らかになった。
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