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焼酎粕を利用した油糧微生物の培養とバイオ燃料および機能性脂質生産に関する研究

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 田岡 洋介  宮崎大学, 農学部, 准教授
研究期間 (年度) 2011 – 2012
概要本研究開発では産業廃棄物である焼酎粕を用いて油糧微生物である海洋性真核微生物ラビリンチュラを培養し、未利用資源である焼酎粕からバイオ燃料の原料である脂肪酸生産を行うことを目的とした。セルラーゼ活性および焼酎粕分解性を指標として、Schizochytrium sp. SEK345株を候補株として採用した。既存の培地と比較して50%の焼酎粕を含んだ培地では、培養144時間で約2.3倍の脂肪酸収量を示した。今後の展開としてはジャーファーメンターを用いた高密度培養試験を行い、更なる生産性の向上を図る予定である。ジャーファーメンター試験の結果を受けて、実用化に向けラビリンチュラ培養基としての焼酎粕の有効性を評価する予定である。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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