外科術中診断のための腎腫瘍の可視化イメージング技術の開発
研究責任者 |
寺西 克倫 三重大学, 生物資源学研究科, 教授
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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概要 | 腎細胞癌の摘出手術において微小な癌組織を抽出する診断技術の開発を目的とする。本支援プログラムでは、人為的にラット腎臓に腎上皮細胞腫瘍を発症させ、新規近赤外蛍光化合物の静脈投与および腎組織の近赤外蛍光可視化イメージングを実施し、腎腫瘍のイメージングによる抽出技術を開発することを目標とした。結果として、静脈投与後に選択的および速やかに腎移行する研究責任者が開発した近赤外蛍光化合物を用い、腎細胞癌の前ステージである前腫瘍および腫瘍を1mm以下の解像度で可視化イメージングできることを見出した。
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