1. 前のページに戻る

放射性薬剤を安価に製造する方法の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 長谷川 功紀  独立行政法人理化学研究所, 分子イメージング科学研究センター分子プローブ動態応用研究チーム, 研究員
研究期間 (年度) 2011 – 2012
概要申請者の目的は、我々の開発した固相上で放射性薬剤を安価に合成する方法において起こる副反応を抑制することである。副生成物のアシルイソウレア体の生成機構から考え、1回の反応時間が長くなることで副生成物が生じると考えた。そこで、固相担体上での1回の反応時間を短くするために種々の反応条件を検討した。その結果、固相担体の性質を親水性に変更することで、反応時間を短くでき、また未反応物を減少するために反応を繰り返し行うことで、30%程度起こる副反応を5%以下にまで抑制し、目的物を収率良く合成できる条件を見出すことに成功した。今後、他の多くの放射性薬剤合成にもこの技術を適用し、効率良い薬剤合成法を展開する予定である。

URL: 

JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

サービス概要 よくある質問 利用規約

Powered by NII jst