電磁波放射源可視化装置と放電大きさの非接触新評価手法
研究責任者 |
大塚 信也 九州工業大学, 大学院工学研究院, 准教授
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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概要 | 本研究の目的は、これまで原理検証など基礎的な検討が終了している電磁波放射源可視化装置の実用化であり、この最終目標に到達するための第二ステップとして、本開発期間では主に可視化表示技術ならびに放電発光による放電の大きさ評価に関する新しい技術開発を行った。具体的には、1)経時変化(ダイナミック)特性の可視化表示手法や信号識別技術、2)放射電磁波による電荷量の評価技術、および3)放電発光による放電の大きさ(電荷量、エネルギー)の評価技術に関する開発を行った。ほぼ計画通りに実施でき、特に、1)と3)に主眼をおいて精力的に実施した。その結果、非常に有用な成果が得られ、その一部を特許出願し、現在さらに3件の特許出願を予定している。また、本開発技術に基づく共同研究も開始され、目標は十分達成されたと考えている。今後は、共同研究としての目的課題に特化した研究開発を進めると共に、本研究成果を広く公開し、更なる企業化に向けての連携活動を進める。
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