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軟X線透過画像による芯食い虫のモモ被害果検出システムの開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 小谷 信司  山梨大学, 医学工学総合研究部, 准教授
研究期間 (年度) 2011 – 2012
概要芯食い虫は、モモ、梨、リンゴの果実を加害する。ふ化直後の幼虫の食入孔は、極めて小さく(直径0.2mm程度)、溢出して乾個した果汁が脱落すると肉眼では確認できない。さらに、虫糞を果実外へ出さないことも特徴である。本申請課題では、空洞を作成したリンゴ果実において、軟X線装置を利用して撮影したリンゴの透過画像をデジタル画像処理して、空洞部の検出を高速に実現した。果実を高分解能に撮影するためのX-Y軸移動ロボットを作成、制御を実現した。種部分の影響を排除するための回転ステージの作成と制御を実現した。さらに桃果実において位置、形状、大きさの異なる空洞を作成し、定量的なデータを取得した。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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