プラズマ反応と光触媒を併用した排水中の超難分解性化学物質の分解
研究責任者 |
浅野 昌弘 龍谷大学, 理工学部 環境ソリューション工学科, 助教
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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概要 | 昨今、微生物を利用した排水処理技術である「活性汚泥法」や、オゾンや紫外線、二酸化チタン(TiO2)光触媒等を利用した排水処理である「促進酸化処理法」においても分解が困難な超難分解化学物質による水環境汚染が懸念されている。本研究は、これら超難分解化学物質の分解処理法の開発を目的とし、水中での「プラズマ反応により生じるラジカルおよび光(紫外線)」と「光触媒」の相乗効果の利用の下での、超難分解化学物質の分解/処理技術を実現させる。具体的には、水中のパーフルオロオクタンスルホン酸(PFOS)を 80%分解処理可能なプラズマ/光触媒反応技術の開発を目指す。
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