入力インタフェースのための視触覚複合センシングデバイス
研究責任者 |
下ノ村 和弘 立命館大学, 理工学部, 准教授
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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概要 | 単一のカメラを用いて光学的な方法で接触検出と近接検出が可能な複合センシングデバイスを構築した。物体の接触は、近赤外光を導入した光導波板への接触を、カメラで撮影した近赤外画像から画像処理により検出する。近接は、同一のカメラから得られる視点の異なる2枚の可視光画像から、視差計算により検出する。製作したデバイスは、センサ面のサイズ100mm×100mm、厚さ40mmである。実験により、本視触覚複合センシングデバイスが目的の機能を実現できることを検証した。高い空間分解能が実現できるため、微小な物体や形状が複雑な物体に対して有効であり、また得られる画像から接触・近接の検出と同時に物体認識を行う応用も可能である。
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