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ニンニク成分による骨強度低下抑制剤の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 西明 眞理  長崎県立大学, 看護栄養学部, 教授
研究期間 (年度) 2011 – 2012
概要近年、わが国では骨粗しょう症による大腿骨近位部の骨折が増加傾向にある。高齢者の骨折は「寝たきり」にも繋がる。ニンニクの香気成分であるジアリルスルフィド(以下DAS) 含有植物油を摂取させたラットの大腿骨骨強度、骨成分に有効な影響が認められた。DAS含有植物油は従来のガーリックオイルとは異なり非加熱製法による純度の高い植物油にDASを添加した新たな食材とされる。今回、DAS含有植物油を含む飼料で飼育したラットのCTによる全身骨並びに大腿骨の骨形態計測を実施しDAS含有植物油摂取による骨強度低下抑制効果を検証した。日常的なDAS含有植物油の摂取が骨強度低下抑制に働き、ヒトの骨粗しょう症予防に貢献する可能性が示唆された。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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