研究責任者 |
中西 義孝 熊本大学, 大学院自然科学研究科, 教授
|
研究期間 (年度) |
2011 – 2012
|
概要 | 脊柱固定術に適用される椎体間スペーサーを開発することを目的した。日本白色家兎を用いたin vivo試験により、骨形成を誘導する親水性多孔質プラスチック(PVF)を導入することで、自家骨の採取・移植を不要にできることを確認した。生体適合性材料としてX線透過性が高い熱可塑性樹脂(PEEK)を用いることで、インプラントの破損や骨へsinkingを抑制するデザイン、ならびに骨癒合を促進させるために適切な力学的刺激(骨へのひずみ)を与えるメカニズムを付与する新しい構造体のロッドを提案し、その有効性をFEM解析と圧縮試験により証明した。これらの結果をもとに、SWOT分析をおこなった。
|