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リポタンパク質分画の酸化脂質解析による新規脂質代謝異常症診断法の実用化研究

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 佐々木 崇了  岡山大学, 大学院医歯薬学総合研究科産学官連携センター, 助教
研究期間 (年度) 2011 – 2012
概要本研究の目標はMALDI-TOF-MSと抗体アレイを駆使した新規脂質代謝診断法の開発にあたった。最終的な技術移転先には、血液検体を用いた脂質代謝異常の体外診断薬の実用化開発を期待している。動脈硬化モデルマウスなどのさまざまな脂質代謝異常モデルマウスの血中より特殊なHPLCを用いて分析・分取を行い、各リポタンパク質画分における粒子径による亜分画を分取することに成功した。またMALDI-TOF-MSを用い、動脈硬化の進行に関連する酸化脂質の検出に成功した。今後、固相化したリポタンパク質に特異的抗体(マイクロアレイ)を用いて酸化脂質を含む種々のリポタンパク質を単離し、それらに対しMALDI-TOF-MSにより定性・定量解析を行い、含有する酸化脂質と脂質代謝異常との関連について解析を行う予定である。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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