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カテーテル型パルスウオータージェットメスによる新しい食道癌内視鏡的治療技術の開発-全身麻酔下豚を用いた性能の検討-

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 宮田 剛  東北大学, 医学系研究科, 講師
研究期間 (年度) 2011 – 2012
概要食道内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)を施行するためのパルスウォータージェットメスの開発と製品化が最終目標である本研究課題では、研究期間内に(1)「内視鏡操作下における切開能の微細な制御と正常構造物の温存」 (2)「安全な手技と操作性の確立と既存の手技に対する優位性」を動物実験で明かにすることを目標としている。カテーテル型パルスウォータージェットメスの切開能と血管温存能はレーザーエネルギーとstandoff distance(レーザー照射部とノズルとの距離)によって調整でき、豚ESDにおいて良好な視野と操作性のもと、既存の機器と比較し剥離面の熱損傷を減少させ、創傷治癒を促進させることを明らかにした。当初の目標を達成したと考え、東北大学医学部倫理委員会の承認を経て、次段階であるヒト摘出食道で至適条件を検討する予定である。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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