1. 前のページに戻る

圧電ポリマーを用いたフレキシブル圧電繊維の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 中嶋 宇史  東京理科大学, 理学部第一部応用物理学科, 助教
研究期間 (年度) 2011 – 2012
概要圧電ポリマーであるポリフッ化ビニリデン(PVDF)をディップコート法により金属線上に塗布し、圧電繊維の作製を行った。塗布形成によって得られるPVDF膜は圧電性を示さないα結晶が支配的であるが、電界印加処理によって強誘電性β結晶の増大を引き起こすことで、圧電特性の向上が可能であることを見出した。このような電界処理を有効に行うためには、平滑性に優れた薄膜の作製が必要不可欠であり、そのための条件探索を行った。結果として、直径50μmの金属線上に1μm以下の薄膜を形成し、その電気特性の評価に成功した。

URL: 

JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

サービス概要 よくある質問 利用規約

Powered by NII jst