濾過廃棄物削減と高速濾過が可能な生分解性デプスフィルターの開発
研究責任者 |
田中 孝明 新潟大学, 自然科学系(工学部), 准教授
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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概要 | 申請時において、研究開発担当者はポリ乳酸溶液に界面活性剤Tween 80を10-15%添加すると濾過抵抗1011 m-1、細菌阻止率の99%のフィルターが常温付近(40°C以下)で作製可能なことを見出していた。この事実に基づく発明は本申請課題申請後の平成23年10月に新潟大学から特許を出願した(特願2011-224300)。本課題では、これを高速濾過可能なフィルターとして改良することを目標とした。平成23年度においては、水を循環させて温度を調節する保温プレートを試作し、これを用いて90~100 mmφのポリ乳酸製フィルターを作成することに成功した。
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