研究責任者 |
松田 覚 奈良女子大学, 生活環境学部, 教授
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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概要 | 遺伝子と試薬の混和溶液を霧状にして噴霧し、同時に強力な赤外線照射を行うことで、培養細胞に遺伝子導入できる装置を開発することが目標である。遺伝子導入効率は高いほど良い。この条件が満たされれば、種々の動物種でのフィールド応用も可能と考えられるため、現在、基礎的なデータの集積を行っている。これまでに、GFP遺伝子や遺伝子導入試薬を大量に精製しトランスフェクションに使用可能な状態で保存している。また実際に可視光線や赤外線を用いた噴霧状でのトランスフェクションをヒト培養細胞で行い、遺伝子導入効果を確認した。今後は遺伝子導入効率の向上を目指した条件検討に努める。
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