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微細藻類ユーグレナにおけるバイオ燃料合成増強因子の探索

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 中澤 昌美  大阪府立大学, 大学院 生命環境科学研究科, 助教
研究期間 (年度) 2011 – 2012
概要微細藻類ユーグレナは、嫌気状態下で、貯蔵多糖パラミロンを原料として、脂肪酸-脂肪アルコールエステル(ワックスエステル)を産生する。その量は乾燥重量当たり約 30%にも上るが、カーボンニュートラルな「バイオ燃料生産工場」として実用化するには、さらなる生産向上が必要である。本研究では代謝改変ターゲットを効果的に得るために、RNAi 法を用いたノックダウンによって、貯蔵多糖およびワックスエステルの量や組成を変動させる因子を探索した。現在までに、細胞の生育には影響しないが、パラミロン蓄積を著しく減少させる因子や、パラミロン蓄積は変化しないが嫌気状態でのワックスエステル産生を低下させる因子などを獲得することに成功した。今後は、各因子ノックダウン時の代謝物の変動について解析する予定である。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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