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黒米の新規成分による網膜内皮細胞障害に対する作用解明

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 嶋澤 雅光  岐阜薬科大学, 薬学部, 准教授
研究期間 (年度) 2011 – 2012
概要糖尿病網膜症等の眼疾患予防素材の創生を目的として、眼疾患の発症および進行の危険因子である網膜内皮細胞障害に対する黒米抽出物のアントシアニン以外の新規成分の作用を解明する。今回の検討で黒米抽出物から2-hydroxy-5-[(3S)-3-hydroxybutyl]phenyl-β-D-glucoside (HHPG)の単離・精製を行った。また、高グルコース誘発の網膜内皮細胞障害モデルを確立した。また、この試験系を用いて黒米抽出物、HHPGおよび含有アントシアニンについて評価を行った結果、高グルコース誘発の網膜内皮細胞障害抑制作用が明らかとなった。さらにその作用メカニズムとして、活性酸素種(reactive oxygen species:ROS)産生抑制作用も明らかにした。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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