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刺激応答性ハイドロゲル微粒子を用いた新規神経幹細胞培養法の創製

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 山本 雅哉  京都大学, 再生医科学研究所, 准教授
研究期間 (年度) 2011 – 2012
概要本研究では、神経幹細胞の高効率、高収率での培養技術として、細胞毒性のない物質を添加することにより培養基材であるハイドロゲル微粒子を除去して、細胞を簡便に回収できる新しい培養技術を開発する。このため、細胞毒性の低い糖を添加することにより約6時間で除去可能であり、かつ培養に適切である直径約100μmの微粒子を開発することを目標としている。研究期間を通じて、膨潤時の直径が約55μmのハイドロゲル微粒子の作製に成功し、また、モデル幹細胞として、間葉系幹細胞を用いた細胞凝集体を作製したところ、細胞毒性のない濃度のソルビトールを添加することにより、約6時間以内に細胞集合体内部からハイドロゲル微粒子を除去できることがわかった。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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