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肺癌細胞株におけるパクリタキセルの新規細胞内標的タンパク質の同定

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 寺内 邦彦  京都府立医科大学, 腫瘍薬剤制御学, 助教
研究期間 (年度) 2011 – 2012
概要薬剤感受性の異なる3種類の肺癌細胞株で、耐性の主たる原因であるとされているATP-binding cassette, sub-family B, member1 (ABCB1)の発現やβ-tubulinにおける遺伝子変異、微小管の安定性を検討したが、これらと明らかな耐性との間の相関は認めなかった。一方、細胞内のパクリタキセルの局在については、最も耐性の高い細胞で細胞内のパクリタキセルの強集積を認めたが、それがどこに局在して、どのタンパク質に結合しているのかは不明である。そこで、パクリタキセルを用いた固相化カラムを作成し、新たなパクリタキセルの結合タンパクを同定することを目標とする。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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