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半導体保護用インテリジェントエッチドヒューズの開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 山納 康  埼玉大学, 大学院理工学研究科, 准教授
研究期間 (年度) 2011 – 2012
概要インテリジェントヒューズは、定常通電時と事故電流時でヒューズ自身が電流の経路をアークの特性によって変える新規ヒューズであるが、電流遮断時に確実に転流させることができるエレメントパターンを開発することが課題であった。電流遮断部の形状の変えた単位インテリジェントヒューズエレメントを試作して遮断実験を行ったところ、アークの特性によって遮断箇所の変化が現れ、電流の経路を変えることができ、遮断も成功することができた。また、電流経路が変わったときに動作過電圧を上昇させることができ、遮断時のI2t値を低下させることが可能となった。今後は単位エレメントヒューズの直列化による高電圧の適用や低抵抗化による大電流化が技術課題である。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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