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2-フルオロ-1,3-ジカルボニル化合物の安全かつ簡便製造法の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 北村 二雄  佐賀大学, 工学系研究科, 教授
研究期間 (年度) 2011 – 2012
概要医薬品、農薬等の中間体として有用なα-フルオロ-β-ケトエステルの実用的な製造方法として確立できれば、フッ素ガスを用いない新しい合成法として技術移転が可能となる。そこで、本研究では、(1)基質であるβ-ケトエステルの適用範囲を明確化することと、(2)本合成法がスケールアップに耐えられるかを検証した。その結果、種々の置換基をもつ1,3-ジカルボニル化合物に適用することが可能で、合成操作が非常に簡便で収率良くフッ素化物質を合成できる有用な方法であることが判明した。さらに、本反応はスケールアップに耐える有用な合成法であることもわかった。このように、実用化が可能なフッ素化方法として有用な合成法へ展開することができる。今後、企業との共同研究により、将来実用化へ向けた技術開発を行い、実用的な研究の展開を推進していく。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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