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微量ガス成分の高速・高感度in-lineモニタリングを可能とする光ファイバレーザ分光式マイクロセンサの開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 西田 耕介  京都工芸繊維大学, 大学院工芸科学研究科, 准教授
研究期間 (年度) 2011 – 2012
概要燃料電池等のマイクロデバイスの性能向上に貢献するインライン型ガスセンシング技術の実用化を目指すため、本研究では、光ファイバ型のキャビティ・リングダウン分光法(CRDS)を応用することにより、微量ガス成分を高感度、高時間分解能かつin-lineで直接モニタリングできる「光ファイバレーザ分光式マイクロセンサシステム」の開発を行うことを目標とした。その成果として、光ファイバ型CRDSセンサの試作を行い、さらに本計測システムを実際の固体高分子形燃料電池(PEFC)に適用し、発電モードPEFCのカソード排ガス中に含まれる水蒸気濃度を定量的に測定することに成功した。また、センサプローブの更なる小型・軽量化を図り、外径1mm以下の「テーパー型ファイバプローブ」を開発した。今後は、本計測技術を様々な産業分野に応用・展開させ、実用化・製品化を図る予定である。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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