オプティカル・イメージング技術を応用した培養骨膜シート検体の非破壊的品質評価のための標準化技術
研究責任者 |
吉江 弘正 新潟大学, 医歯学系, 教授
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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概要 | 培養骨膜シートに発現する細胞接着因子を生きた状態のまま蛍光色素標識したプローブを用いて光学的に可視化し、骨膜シートを品質評価する技術を開発する。われわれが開発した自家培養骨膜シートを用いた歯周再生治療法は、他の再生治療法と比較して高い歯槽骨再生効果を示し、かつ有害事象がないという点で非常に優れている。基礎研究から、骨膜シートの骨形成活性は、細胞重層化や細胞外基質の蓄積の程度と相関していることが明らかになってきた。移植治療前にこれらの指標を定量的かつ非破壊的に評価することができれば、性能の高い検体を選別することによって治療効果をいっそう向上させることができる。
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