1. 前のページに戻る

キトサンナノカプセルをテンプレートとしたフェライトナノ微粒子の合成

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 佐々木 隆  福井大学, 大学院工学研究科材料開発工学専攻, 准教授
研究期間 (年度) 2011 – 2012
概要カルシウム結晶体超微粒子の表面に吸着法によりキトサン系高分子からなるシェルを形成し、それを中空化した後、内部にフェライトなどの磁性材料を析出させるという手法により、サイズが100 nm以下の磁性微粒子を合成することを目標とする。得られる磁性超微粒子は様々なフィルターや医療分野への用途が期待できる。交互吸着積層法における実験条件、微粒子の分散条件、シェルの架橋条件などを最適化することにより、ミクロンサイズのカルシウム結晶コアについては、カプセルの中空化を経て、Fe結晶体微粒子を合成することができた。得られた技術を用いて、今後さらに小さい100 nm以下の磁性超微粒子の合成技術を確立できる可能性が高まった。

URL: 

JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

サービス概要 よくある質問 利用規約

Powered by NII jst