研究責任者 |
黄瀬 浩一 大阪府立大学, 大学院工学研究科, 教授
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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概要 | 本研究では、我々が開発しているカメラペンシステムを対象とし、安定性向上、データベース拡充、空白・白紙への対応を施すことにより、実用性の高い技術とすることを目指している。平成24年度の評価実験に先立ち、平成23年度は上記3点の研究開発を目標とした。その結果、安定性向上については当初考案していた複数カメラを用いる手法は不調に終わったものの、トラッキングを導入する新しい手法を考案し、目標を達成した。データベースの拡充については、安定性向上に時間を割いたため、現段階で完了することができず、平成24年度の目標とした。最後の空白・白紙への対応は、トラッキングを用いる手法で対処可能なことが実験で実証された。また、ペンの試作に必須となるペンアップ・ペンダウン判定機構を実現し、評価実験を行った。
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