界面重合反応を活用した新しいナノファイバー合成製技術の確立
研究責任者 |
市浦 英明 高知大学, 教育研究部, 准教授
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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概要 | 本研究では、界面重合反応を活用して紙表面上でナノファイバーを合成する手法の確立を試みた。その結果、エチレンジアミン濃度が10%~50%の条件のときにシクロヘキサン:クロロホルム=3:1および1:1混合溶媒を用いた場合、ナノファイバーの生成率が高かった。生成したファイバー構造を有するポリアミド(PA)膜の機能性を評価するためにヨウ素吸着量および比表面積の算出を行った。その結果、高い吸着性能および高い比表面積を示した。この結果から、高い吸着性能示したことから、悪臭成分吸着シートならびに触媒担体としての応用展開が期待される。
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