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イオンビーム照射した冬虫夏草変異株を用いた生理活性物質コルジセピンの高効率生産

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 櫻井 明彦  福井大学, 大学院工学研究科, 准教授
研究期間 (年度) 2011 – 2012
概要冬虫夏草が生産するコルジセピンは、抗菌・抗腫瘍など多くの薬理活性を持つことから、健康食品や化粧品原料等として期待されている。しかし、野生株を用いる現在の培養法では生産性が低く高価(16万円/g超)なため、その用途開発が進んでいない。そこで、本研究ではコルジセピンの実用化を目指し、生産と回収を含めた全ての製造プロセスの高効率化について検討した。本研究では、コルジセピン生産の原材料費を10000円/g以下とすることを目標に検討を進め、1Lスケールの液体表面培養で5g/Lの生産性をほぼ達成した。また、晶析法により純度98%以上、収率70%以上でコルジセピンを精製可能な条件を見いだした。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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