研究責任者 |
立石 学 阿南工業高等専門学校, 技術部, 技術職員
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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概要 | 金属屑に付着している切削油の脱離処理について、現在大気汚染や切削油の再利用性の悪化が問題となっている。そこで、本研究では環境負荷の少ない方式にて切削油を脱離回収することにより、切削屑が産業廃棄物処理されている現状から、切削屑の汚染度改善による買取化とそれに伴う切削油の回収再利用を目標に研究を行う。 本研究の結果より完全脱離を行うためには2次処理まで必要となり、脱離回収した切削油の再利用に関して特段の懸念事項も無く、再利用可能であることが分かった。ただし、コスト面で2次処理について効果に見合わず、今回の結果からは1次処理のみでのコストメリットを見出すことに成功した。 今後の課題として、2次処理のコストダウンを検討する必要がある。
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