検索暗号システムにおけるクラウドサーバ不正検出方式の研究開発
研究責任者 |
黒澤 馨 茨城大学, 工学部, 教授
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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概要 | 文書、写真等をインターネット上に保管するクラウド・ストレージ・サービスは、既にGoogleなどによって実用化されている。これらのサービスにおいては、自治体クラウドの例をみてもわかるように、保管データの暗号化が重要である。さらにクライアントが検索キーワードも秘密にしたままキーワード検索を行うことができるような暗号システムを、検索暗号システムという。このとき不正なサーバは、ファイルを改ざんしたり、削除したり、すり替えたりといった不正行為を行うことが考えられる。本研究では、まず平成23年度に、クライアントがサーバの不正を検出できる手法を世界で初めて開発した。平成24年度は本手法を実装した評価システムを作成し、所望の機能を有することを確認した。
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