研究責任者 |
相川 直幸 東京理科大学, 基礎工学部, 教授
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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概要 | 一般に、CT画像内から血管情報を抽出するためには、画像撮影時に放射線に対して高い反応性を示すヨード造影剤を用いるのが主であるが、これが被撮影者との身体的相性によって、かゆみや発疹などの軽度なものから、目眩やしびれ、咽頭浮腫などの重篤副作用となるものまで様々な症状を示す。そこで、本研究開発では、臨床応用に展開するために造影剤を用いないCT画像内から血管情報を抽出する研究を行う。特に、先行研究で十分でない弓部大動脈から腹部移動脈にかけて同時に抽出される肝臓や心臓などの臓器と血管の分離や細部の血管まで抽出を行うための研究を行う。
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