メディア隠蔽に基づくカードユーザ認証新技術の実用化に関する研究
研究責任者 |
趙 強福 会津大学, コンピュータ理工学部, 教授
|
研究期間 (年度) |
2011 – 2012
|
概要 | 本研究は、二つの課題、即ち、認証画像の隠蔽と再現を高速化することと、認証画像をできるだけ自然な形で隠蔽すること、について検討した。前者については、メッシュワーピングを利用することで、目視で認証可能な顔画像(300x450画素)を2秒程度で隠蔽或は再現することができ、従来方法に比べ、実行速度を20倍くらい高くした。後者については、対話的進化的アルゴリズムに基づく方法について考察した。進化におけるユーザの疲労を軽減するために、収束が速い差分進化を採用した。また、ユーザの主観判断を安定化させるために、類似度に基づく評価値リコメンダーを導入した。更に、このリコメンダーを元にユーザ感性の進化的モデリングについても考察した。
|