研究責任者 |
田中 竜介 独立行政法人水産大学校, その他部局等, 准教授
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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概要 | 簡易的な水産物の脂質含量の測定法としてTBA(チオバルビツール酸)反応を利用した測定法について開発を行い、さらに汎用性を高めるために、分析試料の採取方法、反応試薬、測定機器を検討し、実用化を目的とした。分析試料の採取方法として市販のあぶらとり紙を使用することにより簡易性が向上した。また、反応試薬を検討したところ、pH 3.5に調整するための試薬として食品添加物として使用されている試薬での調整が可能となった。定量に必要な測定機器は他の用途で利用されている簡易型の機器による測定が可能となった。以上の結果から、本方法の汎用性が向上したことから今後はキット化(商品化)への対応を行う。
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