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水熱酸化法をベースに独自のフェントン型促進酸化触媒を用いた有機ハロゲン化合物の高度処理法の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 米谷 紀嗣  大阪市立大学, 大学院工学研究科化学生物系専攻, 准教授
研究期間 (年度) 2011 – 2012
概要本技術は、分解処理が困難な有機ハロゲン化合物およびそれらを含む廃液等に対し、水熱酸化法をベースに独自開発したフェントン触媒を用いることで酸化分解を促進させ、反応温度を大幅に下げて処理を可能にするものである。今回の研究では(1)各種有機ハロゲン化合物の処理、(2)固定床型反応器の試作、(3)触媒の改良、(4)触媒安定性の評価、について検討を行なった。項目(1)では本技術による4-クロロフェノールの処理が可能であることを実証した。項目(2)では、固定床型反応器を作製し、それを用いて項目(4)の触媒安定性の評価を行った。また、項目(3)では銅担持酸化チタンが安価で優れた触媒であることを見出した。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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