1. 前のページに戻る

Siナノ材料塗布膜のレーザーシンタリングによる太陽電池用Si半導体薄膜形成

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 渡辺 明  東北大学, 多元物質科学研究所, 准教授
研究期間 (年度) 2011 – 2012
概要本研究では塗布型Si太陽電池の実現を目指して、Si微粒子とレーザーシンタリング法を用いたSi半導体薄膜の形成およびそれを用いて形成した太陽電池の特性についての検討を行った。高整流特性を有する塗布型Si材料からなる素子形成法の開発においては、透明電極(FTO)、n-Siとオルガノシリコンナノクラスター(OrSi)ハイブリッド薄膜、およびAuスパッタ電極からなる塗布型FTO/n-S-OrSi/Au 接合型素子においては数値目標である整流比500以上(596)を達成でき、ある種の有機化合物により表面修飾したn-S微粒子薄膜/Auショットキーダイオード型太陽電池においては、数値目標である変換効率1%以上(1.06%)を達成することができた。さらに、高い光伝導性を有する塗布型i型層の探索においても、塗布型のi-Si層を用いた系において数値目標:光電流/暗電流比 1,000以上を達成できている。

URL: 

JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

サービス概要 よくある質問 利用規約

Powered by NII jst