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マイクロバブルの利用による高効率伝熱促進技術の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 北川 石英  京都工芸繊維大学, 大学院工芸科学研究科, 准教授
研究期間 (年度) 2011 – 2012
概要本研究では、深夜電力利用型電気温水器や太陽熱利用型温水器などの自然循環型温水器の高効率化を実現するために、マイクロバブルを利用した伝熱促進技術を開発することを目的としている。この目的を達成するために、熱伝達率および熱伝達ゲインに対する数値目標を、それぞれ2.0倍および25倍とした。今回の研究では、熱伝達率が1.9倍となり、目標値に僅かにとどかなかったものの、正味の伝熱促進割合を示す熱伝達ゲインが51倍となり、目標値の2倍に達した。ただし、熱流束に関する実験条件に制限があったことから、今後の展開としては、より広範囲の熱流束に対してデータ取得を行い、マイクロバブルを利用した伝熱促進法の実用化に向けた最適条件を見出す。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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