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皮下細胞移植部位作製に特化したポリビニルアルコールマクロカプセル化間葉系幹細胞の開発研究

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 角 昭一郎  京都大学, 再生医科学研究所, 准教授
研究期間 (年度) 2011 – 2012
概要ラット骨髄から培養した間葉系幹細胞(MSC)を用いて、マウス用のPVAマクロカプセル化MSC(PVA-MEMSC)を作成した。in vitroの培養下でHGFおよびVEGFの放出を検討したが、有意な放出は認めず、マウス皮下移植でもカプセル化MSCによる血管新生誘導効果は認めなかった。また、糖尿病マウスへのPVA-MEMSC皮下移植後にこれと交換するかたちでPVAマクロカプセル化ラット膵島を移植したが、明らかな効果は認めなかった。ただし、PVAシートの埋め込みによって、細胞やカプセル化細胞の移植に有用な皮下スペースを容易に作成できることは確認され、各種細胞療法の移植部位として今後の展開が期待される。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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