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培養細胞を用いたペルオキシソーム増殖剤の肝発がん性の短期評価法の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 土田 成紀  弘前大学, 大学院医学研究科, 教授
研究期間 (年度) 2011 – 2012
概要ペルオキシソーム増殖剤(PP)には高脂血症の治療薬など産業上重要な化合物が多いが、長期投与でラットやマウスに肝がんを誘発し、その発がん性の迅速な評価法が求められている。化学物質の安全性の評価は、世界的に動物個体を使用せず、培養細胞などによる方法に変化しつつある。しかし、PPでは動物個体を用いる方法しかなく、90週間の長期投与を行っているのが現状である。本研究は、培養細胞を用いてPPの発がん性を2-3日間の処理で評価できる方法を開発するため、培養肝細胞で、PPの発がん性を予測できる遺伝子を探索し、6種類の候補を見出した。一方、星細胞はPPの直接の標的ではないことが判明し、他の細胞を肝細胞と組み合わせることが必要と考えられた。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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