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ブラシノステロイド生合成阻害剤を利用したゴルフ場芝草生長制御技術の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 王 敬銘  秋田県立大学, 生物資源科学部, 准教授
研究期間 (年度) 2011 – 2012
概要本研究は、申請者らが知的財産権を有する新規ブラシノステロイド生合成阻害剤について、低薬量でゴルフ場芝草生長抑制作用を明らかにするとともに、低コストでゴルフ場芝草管理の省力化を図る技術の研究開発を目標とした。まず、新規ブラシノステロイド生合成阻害剤のペンクロス(ベントグリーン)成長抑制作用を既存剤であるプリモマックスと比較検討を行った。新規ブラシノステロイド生合成阻害剤は100 g a.i./haの薬量でペンクロスの成長を有効に抑制したことが示され、この薬量は既存剤プリモマックスと同程度であることが明らかとなった。研究目標に掲げた既存剤の三分の一にあたる30 g a.i./haの薬量では、望ましい芝草生長抑制作用が認められなかった。今後、実用化に向けて阻害剤の活性を向上させるための阻害剤開発を目指す。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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